久しぶりに体重計にのると「いつの間にか増えている」と驚いていませんか?
20代後半になると体重が増えやすくなり、お腹周りも気になり体形の変化を感じることが増えます。
20代後半は、身体と生活の変化から太りやすくなります。
仕事が忙しく外食が増えたり、疲れて運動する余裕がなかったりと日々の積み重ねが知らずに太りやすい生活につながっているかもしれません。
しかし、痩せやすい身体をつくることは難しくありません。
食生活や運動習慣を少し見直すことで太りにくい身体に変えることができます。
この記事では、女性が20代後半から太ってしまう原因や知らずにやっている習慣、痩せやすい体質をつくるコツを解説します。
なぜ女性は20代後半から太るのか?

少しずつお腹周りや下半身が太ってきた気がすると感じていませんか。
なぜ20代後半から実感するのでしょうか。
その要因として主に以下の3つが考えられます。
- 基礎代謝量が落ちる
- ライフスタイルの変化
- 女性ホルモンによる影響
1つずつなぜ太りやすくなるのか解説しますね。
基礎代謝量が落ちる
基礎代謝とは、人間が生きる上で寝ている間や呼吸しているだけでも消費する必要最低限のエネルギーのことをいいます。
基礎代謝は10代後半をピークに徐々に下がるため消費エネルギーの減少につながるのです。
年齢が上がると消費エネルギーは低下するため、20代前半と同様な生活や食生活の乱れ運動不足があると太ったなと感じやすくなります。
ライフスタイルの変化
20代後半は、結婚・出産や仕事の責任ある立場が増えるといったライフスタイルの変化があります。
結婚すると生活リズムや食生活が変わりやすくパートナーに合わせて食べる量が増えたり食べる時間が遅くなったりすることがあるでしょう。
また、仕事が忙しくなるとコンビニ食や外食が増えやすく栄養バランスの偏りが太る原因につながります。
さらに、忙しさから運動する時間は、減りやすくなります。
20代後半はライフスタイルの変化に伴い生活習慣が変わり太りやすい習慣になる傾向があります。
女性ホルモンによる影響
エストロゲンという女性ホルモンは、体内の脂肪の蓄積を防ぐ作用があります。
エストロゲンは卵巣から分泌され20代後半をピークにその後は徐々に減少します。
脂肪の蓄積を防いでいた働きが減るため、今までと同様の生活でも特にお腹周り・下半身に脂肪がつきやすいのです。
女性はホルモンの影響でも太りやすいことを理解しておきましょう。

気づいていない?太りやすい食生活

20代になると一人暮らしを始めたり仕事が忙しくなったり職場の付き合いで食生活も大きく変化します。
これが当たり前の生活になり気づいていないうちに太りやすい生活になっているかもしれません。
こちらでは、太りやすい食生活について解説します。
外食が多い
仕事が忙しいと自炊する気力がなくなり外食に頼りたくなりますよね。
また、自炊が苦手な方は、外食メインの食生活の方もいるのではないでしょうか。
外食が多くなると、糖質や脂質を多く含んだメニューが中心になりやすくカロリーが高くなりがちです。
また、1人前の量もやや多めであることが多くさらにカロリーを多く摂ってしまいます。
自炊だと自身で調味料や食材の量もコントロールできますが、外食では調整が難しくなります。
今の食生活を見直しバランスの良い食事を意識しましょう。

お酒を飲む機会が増えた
飲酒も太る原因です。お酒もカロリーはあるので、食事に加えお酒も増えるとカロリーを多くとっていることになります。
仕事の付き合いや日々のストレスでお酒を飲む機会が増える方も多いのではないでしょうか。
お酒は4回目の食事とも言われており飲みすぎには注意が必要です。
例えば、ビール500mlは約200kcalであり、おにぎり1個分のカロリーがあります。
また、女性の1日の適量は、男性の半分の0.5合です。
これは、体格の差やお酒を分解する肝臓の大きさ女性ホルモンによる影響によりお酒の分解が遅いためです。
お酒は脂肪へ蓄積しやすくお腹周りが太くなる要因ともなりますので、適量を意識しカロリーを抑えましょう。
朝食を抜いている
朝食を抜くことで、痩せにくい身体になります。
朝は1日の活動の始まりであり身体のスイッチが入る時間帯です。
日中はエネルギーを消費しやすい時間ですが、朝食をとらないと身体はエネルギー不足と認識しエネルギーを蓄えておこうと基礎代謝が低下します。
また、血糖値の急上昇の影響から身体は脂肪を蓄積へつながるのです。
特に空腹時間が長い状態で、昼食量が多いと血糖値が急上昇します。
そこで血糖値を下げようとホルモンが多く分泌することで、さらに脂肪を蓄積するのです。
朝食は1日の代謝を上げるメリットがあり太りやすい身体を目指すためにも朝食をしっかり食べましょう。

知らずにやっている太る習慣

気づかずに太る原因となる習慣を続けている場合があります。
習慣化するとあたり前になり自身では気づきにくいものです。
これから紹介する習慣に当てはまるものがないかぜひチェックしてみてください。
夜更かしをしている
夜遅い時間まで起きていると太りやすくなります。
睡眠時間が不足すると食欲が増すホルモンが増加し一方で食欲を抑えるホルモンが減少します。
食欲増進しやすくなるため、食事の摂取量や間食が増えて摂取カロリーが増加し太ることにつながるのです。
また、夜遅くに食べることで脂肪の蓄積にもつながります。
睡眠もダイエットには重要なポイントになるため、自分の生活リズムを振り返ってみましょう。
運動を避けている
社会人は運動する機会が減り運動不足になる傾向があります。
日々の仕事や家事などで忙しいと自分のことは後回しになりますよね。
なるべく疲れたくないと階段も避けてエスカレーターに頼ってしまいます。
年齢を重ねると基礎代謝も下がるため、運動で筋肉量を維持・向上することは痩せやすい身体にするには欠かせません。
運動する時間がない方や運動に抵抗がある場合は、日常生活の中で階段を使う、通勤の電車やバスは立つ、1駅歩くなど意識しながら運動量を増やすことがおすすめです。

ストレスで間食が増えている
仕事で疲れたときやストレス発散などでついお菓子を食べてしまう方が多いのではないでしょうか。
ストレスを長く感じていると脳からの指令でコルチゾールというホルモンが多く分泌されます。
このホルモンの影響により身体が脂肪を蓄積しようと働き甘いものや脂っこいものを食べたくなってしまいます。
ストレスを減らす方法や間食の内容をヨーグルト、フルーツ、ナッツ類などヘルシーなものを選択して間食が増えない工夫を試してみましょう。

痩せやすい身体をめざそう

年齢とともに太りやすくなるのは避けられません。
しかし、食生活に気をつけ運動で基礎代謝を上げることで痩せやすい身体に近づけます。
こちらでは、痩せやすくなるために気をつけるポイントをお伝えします。
食生活で脂肪をつけにくい身体へ
食事は毎日のことであり毎回の食事の積み重ねが身体に良い・悪い影響を与えます。
少しの意識で、脂肪がつきにくい痩せやすい身体を目指すことができます。
以下のポイントや習慣を意識してみましょう。
・野菜を先に食べる
食物繊維が豊富な野菜・きのこ類を最初に食べることで、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
・朝食を抜かない、1日3食しっかり食べる
1日の基礎代謝を上げるためには、朝の食事が大切です。
忙しくてもおにぎりやヨーグルト、ゆで卵などを少しでも良いですので食べましょう。
また、食事回数が少ないと1回の食事量が多くなりがちです。
1食の量が多いと血糖値の急上昇を招き脂肪蓄積につながります。
血糖値が急上昇しないよう定期的に3食食べましょう。
・メニューや調理方法の選択に気を付ける
外食時でもメニューの選び方でカロリーを抑えることができます。
揚げ物よりは炒め物、炒め物より湯でたものなど、油を使用した調理が少ないメニューを選ぶことがコツです。
自炊する際も気を付けてみましょう。

柔軟性や筋肉をつけて基礎代謝を上げる
年齢が上がると基礎代謝は低下しますが、基礎代謝を上げることで消費エネルギーを増やすことができます。
運動には様々な種類がありますが、中でも柔軟性を高めることで代謝アップにつながります。
柔軟性を高めたい人はヨガや体幹も鍛えるピラティスもおすすめです。
特にホットヨガは高温多湿の環境でトレーニングを行うため、体温も上がりやすく基礎代謝を効率よくアップさせることができます。
また、ピラティスはストレッチ効果に加えて体幹を鍛える動きが多く含まれるため、筋肉量も増やせます。
ご自身に合った運動をみつけ、無理なく続けられるものから試してみてくださいね。
睡眠確保とストレス管理をする
睡眠不足やストレスは食欲増進に関与しています。
ホルモンの分泌によってさらに食欲増進し食べる量が増えてしまうのです。
夜更かしをせず早く寝るように心がけると生活リズムも整い食欲も抑えられます。
また、ストレス発散を運動やカラオケなどの食事以外にも目を向けて自身にあった対策方法をみつけるとよいですね。

効率よく基礎代謝を上げるにはプロにお任せ

痩せやすい体質を作るには、基礎代謝を上げることがポイントです。
筋トレやヨガは自宅でもできますが、とくに筋トレの負荷は自宅では限界があります。
また、ヨガやピラティスは正しいポーズ・動きをとることで効果を発揮します。
スタジオでプロのトレーナーから的確なアドバイスをもらうことで正しく筋肉を使い効果的に基礎代謝を上げることができるのです。
さらに、自分に合ったプロのトレーナーを見つけることで、運動へのモチベーションも上がります。
ご自身に合ったスタジオやトレーナーを見つけて楽しく痩せやすい体質をめざしましょう。

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20代後半から太る女性まとめ
女性が20代後半から太る原因や習慣、痩せやすい体質をつくるコツを詳しくご紹介しました。
年齢による身体とライフスタイルの変化から太りやすくなります。
しかし、生活習慣を見直すことで改善や予防ができます。
特に痩せやすい体質には、基礎代謝が重要です。
きつい運動は避けたくなりますが、ホットヨガやピラティスなど柔軟性も高められる運動も基礎代謝を上げる効果があります。
ご自身が続けられるトレーニングをみつけて始めてみましょう。